照明やエアコンの操作、音楽やラジオの再生、メモの聞き取りやタイマーなどなど、私たちの暮らしを格段に便利にしてくれたスマートスピーカー。
恐るべきスピードで進化し続け、年々便利になっていきますが、正直言って発展途上な部分もありますよね。
Amazon echoを生活に取り入れて6年ほど経とうとしている我が家の悩みは、『内蔵AI・Alexa(アレクサ)が指示をちょいちょい聞き返してくること』です。これが地味に煩わしい!何とかならないものか…。
この記事では、アレクサの聞き返しを減らすためのアイデアをシェアしたいと思います!
・echo端末設置場所の環境を整える
・指示を具体的に言い換える
・定型スキルに登録して確実に指示を通す
指示の確認はなぜ起こる?
スキル・製品の仕様
身もふたもない話ですが、そもそもスキルや製品自体が『一度聞き返して確認を行う仕様』である可能性があります。
以下のような例があります↓
インターネットを使用したエアコンONなどの操作では、操作再確認の聞き返しが必要となります。
Amazon Alexaの場合
「エアコンをつけるんですね」~「はい」Google アシスタントの場合
操作時の問答(聞き返し)をやめたい : よくあるご質問(どこでもエアコン) – 富士通ゼネラル JP
「エアコンをスイッチオン、この操作を実行してもよろしいですか?」~「はい」
アレクサは日々進化しており、以前は確認のための問答が必要だったのが、いつの間にか確認不要になりストレスなく使えるようになったものもあります。
radikoスキルでは以前、「(ラジオ局の名前)かけて」と指示すると「(ラジオ局の名前)をかけますか?」と毎回確認してきましたが、今では確認なしで再生を始めてくれます。
気長に待っていればすべてのスキルが確認不要になる…とは限りませんが、開発者にリクエストするなどしてちょっと待ってみるといつの間にかもっと便利なスキルに進化しているかもしれません。
音声認識ミス
窓の近くなど屋外の騒音を拾いやすい場所や、テレビの音が干渉する場所にecho端末を置いている場合に、指示を聞き返すことがあります。
その他にも、
・指示をしたときに偶然他の人の話し声が被ってしまった場合
・スマートスピーカーまでの距離が遠すぎた場合
などにも、確認をしてくることがあります。
聞き返すことで進化している
アレクサの聞き返しについて調べるうちに、少し古いですが面白い記事を見つけました!
進化するアマゾンのAlexaは、ユーザーに「確認を求める」ことで学習する
アマゾンが音声アシスタント「Alexa」を進化させるために、曖昧な指示や質問に対して聞き返すことで、その場で臨機応変に学習する能力を身につけようとしている。
進化するアマゾンのAlexaは、ユーザーに「確認を求める」ことで学習する | WIRED.jp
つまり、アレクサは必要に応じて指示を確認することにより、ユーザーの好みや習慣を学習し、より賢く、人間らしい応答をすることを目指しているというわけですね。
アレクサの聞き返しを減らすための対処法
echo端末を設置する場所の環境を整える
まずはecho端末の置き場所を見直してみましょう。
・テレビから離れたところに置く
・窓やドアの近くなど、外の雑音を拾いやすい場所から離して置く
指示がちゃんと伝わっているか確認するには、アレクサに「聞こえた?」「私が言っていたことは何?」などと尋ねると、60秒以内の最新のリクエストを復唱してくれます。
設置場所を変えたら何か適当な指示をしてみて、すかさずアレクサが音声をきちんと認識しているか確かめてみるといいですよ!
端末を壁掛けできるマウントなどを使うと、設置場所の可能性が広がります。
指示を具体的にしてみる
例えばアレクサにテレビをつけてほしい時、
『テレビつけて』と指示をして反応が悪ければ、
というように、聞き返しの余地がないような具体的な指示をすると一発で理解してくれることが多いです。
定型アクションに登録する
アレクサには『定型アクション』というショートカット機能があります。
本来はアクションをグループ化することで個別に指示をする手間を省くためのものですが(「ただいま」と言ったら照明とテレビをつけるなど)、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。
アレクサに聞き返されるのが煩わしい場合、簡単な起動ワードと定型アクションを紐づけることで解決できることがあります。
実行条件を『アレクサ、テレビつけてと言った時』に設定→アレクサのアクションに『テレビをオン』を設定
たくさん話しかけよう!
アレクサは誕生当初13のことしかできなかったそうですが、学習を続け今ではたくさんの便利を提供してくれるようになりました。
まだまだ痒い所に手が届かない場面もありますが、私たちがたくさん話しかけることでアレクサの進化の一端を担うことができます。どんどん話しかけて、もっと便利な未来へ突き進んでいきましょう~!
コメント